山頂 not found

山頂 not foundは宮城県南で活動するアマチュアバンドです。オリジナルのロックを奏でています。
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相対湿度と絶対湿度とギター 冬に逆反る我が家

2013/01/22

冬は乾燥し、夏は湿気る。加湿器を使うのは冬で、エアコンの除湿を使うのは夏だ。
冬は乾燥によってギターが収縮し順反りするが、夏は膨張して逆反りする。

ところで、ギターのネックは、トラスロッドによって微調整が可能なことは知っているが、
1.トラスロッドは一定程度しか回らないので、その不可逆性が恐ろしい
2.正常と異常の見極めが下手なので、ロッドを回すべきかどうか正しく判断できない
3.ロッドカバーを外して、器具を付けて、1/8回転程度ずつ回しながら確認して、といった工程が面倒臭い
というような理由で、ロッドにはあまり触りたくない。
だから、暖かくなれば順反った少し高めの弦高、寒くなれば逆反ったちょっとビビるぐらいの弦高で弾いて、季節を感じたりするのもまた一興。

DSC05589

前住んでいた家ではこの通りで、冬に順反り、夏に逆反りの傾向だった。
しかし、寒いところに引越してから、冬も多湿でギターが逆反りする傾向が見られた。
どうやら自分の科学の知識に誤りがあるらしい。ということで調べてみた。

まず、湿度には相対湿度と絶対湿度がある。
絶対湿度は、空気中の水分量。
相対湿度は、普通の湿度計で表示される値で、空気中の水分量に温度の要素(飽和水蒸気量)を勘案したもの。相対湿度が同じでも、寒い季節は空気中の水分が少ない。

木材は、湿度変化によって膨張・収縮する。このとき注目すべきは、絶対湿度ではなく相対湿度らしい。
自分が誤解していた点はここだ。
我が家で起こっていることはこんな感じか。

寒すぎて相対湿度が高くなる

相対湿度が高いので木材は膨張する(絶対湿度は低いので人間は乾燥を感じる)

冬なのにギターが逆反りする

ちょっとネットで調べたぐらいで理解できるほど簡単な内容ではないが、ザックリ言うと上の理屈で正しいかな?どうなんだろうか。
いずれにせよ、ギターを置いている部屋で暖房を使うようになってから、逆反りの傾向はみられなくなった。
しかし、夏に逆反った分を戻さなくてはならないので、ロッドに手を出す前に少し順反って欲しい。

この理屈によれば、湿度を下げるために、夏は温度を下げ、冬は温度を上げることになる。何とも理解しがたい。
しかし、よくギター関連の本にある「人間にとって快適な環境がギターにとっても快適」という文句は、この理屈の正しさを後押ししているようにも思える。
「30畳の居間で、壁に吊るしたギターを選び、暖炉の火を見ながら奏でる。」
日常空間にギターが同居出来れば色々と問題は解決するんだろうが、そんな居間持ってないっすよ~。

 

by ブラウンスイス我妻 その他 コメントは受け付けていません。