山頂 not found

山頂 not foundは宮城県南で活動するアマチュアバンドです。オリジナルのロックを奏でています。
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機材レビュー「V-Cymbal Ride CY-15R」★★★☆☆ V-Drumsのクラッシュを2枚にする

2014/05/11

クラッシュ1枚・ライド1枚(クラッシュにも使える同サイズ)のV-Drums標準セットのまま使い続けていたが、なんとなくモチベーションを上げたくなってクラッシュ2枚に増設決意。
評判の良い一番デカいライドCY-15Rを買って、ライドで使っていたクラッシュを右クラッシュに役替えすることにした。

15インチだから、一般的なクラッシュの16インチより小さい。しかし、タムもシンバルも全てが小さいサイズの中に納まると大きく見えて、それだけでライドっぽい。
ライドの上にクラッシュがくると囲まれ感がアップしてちょっと気持ち良い。この辺はドラマーのマニアックな感覚。

V-Cymbal Ride CY-15R

16インチのクラッシュより小さいが、タムよりデカいCY-15R

所有するTD-9にはライド用に配線が2つ用意されていて、ボウ・エッジ・ベルの表現に対応している。
ボウもベルも大きくなったが、気分的にはベルが叩きやすくなった感じ。ボウとベルを常に叩き分けるほどの腕がないので、この辺は参考まで。
しかし、特に感度が良くなった印象はなく、厳密に言えば叩くところが大きくなっただけ。

鉄のシンバルの値段と比べると劣化しないシンバルと考えれば高くないが、トリガーの付いた丸いゴムの電子機器と考えると高く感じる。
値段は他のライド対応V-Cymbalと比べると5,000円強の差で小さくはない。プレイヤビリティについては、ものすごく上がるとは思えないので、大きい見た目に差額を払えるかどうか。
CY-13Rという新設計のシンバルが出ているが、電気部品は新しい方が良いので、特に大きさにこだわらなければより新しいのをおすすめしたい。

シンバル用のマウントの買い足しも必須だが、鉄のシンバルにも利用できる汎用性を考えると、専用のマウントではなくてシンバルスタンドがお勧め。
筆者はここでカノープスのベストセラーである軽量なCCS-1Fに食指を伸ばしたが、これはまた別レビューで。

スタジオやライブイベントでは、クラッシュ1枚のところが多いので、クラッシュ2枚体制に慣れると問題もある。
気持ちよくライドの上のクラッシュを叩くのに慣れてしまうと、右手をライドから左のクラッシュに素早く動かせなかったり。
いつもMyクラッシュ&スタンドを持ち歩いて自ら環境を補完する方法もあるが、どんな環境でも同じように叩ける気軽さと対応力も捨てがたい。
クラッシュ2枚の表現力を身に着けてから、1枚にも対応できる能力を付ける、という言い訳がましい落としどころを見つけて、まずは2枚を楽しみたい。

目的はクラッシュの増設だが、買ったのはライドなので、ややこしいレビューになったが、まとめると
1.クラッシュの増設をしたい人には、クラッシュより径の大きいライドを買って、ライドで使っていたV-Cymbalをクラッシュに回すことを薦めたい
2.CY-15Rは大きさに惹かれる人にはおすすめだが、新設計のCY-13Rの方が良さそう
です。

by ブラウンスイス我妻 ドラム, 楽器・機材 コメントは受け付けていません。

機材レビュー「ドラムスティック用ワックス ZILDJIAN DRUMSTICK WAX」★★★☆☆

2014/04/08

前回の続き。スティックのすべり対策として試したのはこっちが最初。何しろレビューの評価が高い。

ハンドクリームのようにワックスを指ですくってスティックに塗るのとは逆で、
石鹸のような固形のワックスを容器から取り出して、スティックにこすり付けて馴染ませる。
焼き鳥屋みたいにスティックを回しながら2秒も塗ればグリップ感の違いは一瞬で分かるほどの効果あり。

ZILDJIAN DRUMSTICK WAX

ネバネバ成分に流動性がなく糸を引いたりもしないので、手が液状のものでベタベタになる感じではない。
手にワックスが残るが、放置していても自然と気にならなくなる。
しかし、かなり甘めの香り付けがされていて、ワックスを塗った部屋も手も甘い香りに包まれるので、食事前には手を洗いたい。

かなり薄く塗っても効果があるし、30分程度の演奏ならグリップが保てると思う。
正確には、スティックにあったグリップが手に移行し、後半は手がワックスでコーティングされている気がする。
筆者の演奏レベルでは、微妙に変わっているであろうグリップ感が演奏に支障をきたすことはなかった。
しかし、繊細なニュアンスをコントロールするレベルのプレイヤーには、この微妙なコンディションの変化が敬遠されるかも知れない。

目立ったデメリットはやはりベタ付きで、その日初めてスティックを触ると、ちょっとテンションが下がる。
慣れ過ぎれば欠かせなくなる。無ければうまく演奏出来ない、という中毒はあまり好ましくない。
前回レビューしたグリップ付きのスティックが体に合えば、ベタ付かないグリップ感がとても心地よくなる。筆者のケースではグリップ付きスティックに軍配。
このワックスの良さは、既にお気に入りのスティックがある人が、浮気せずにグリップアップの手軽なバリエーションを試せることにある。逆にスティックの太さぐらいにしかこだわりがなければ、他も試したい。

これを言ってはレビューの意味がないが、使用感を伝えるのが難しいし、個人差も大きそうだし、値段が安いので、気になっている人には1回買って試してほしい。

by ブラウンスイス我妻 ドラム, 楽器・機材 コメントは受け付けていません。

機材レビュー「滑り止め加工ドラムスティック TAMA H214B-PG と H-YKM」

2014/02/26

スティックコントロールが下手だから、リバウンドを拾ってるうちにスティックの場所がずれたり、酷いと手から離れたりする。
Youtubeで見ていた教則ビデオで、「初心者の人は滑り止め対策をして練習すると良いかも」というコメントがあったので、色々と検索。
スティック用のワックスと、指の部分がないグローブと、滑り止めテープと、最初から滑り止め加工がされているスティックに絞り込んだ。

グローブを装着すると上手そうに見える気がして、実力とのギャップが恥ずかしかったので却下。
滑り止めテープは使用を重ねると剥がるという口コミを見て保留し、まずは残り2つを試すことにした。
今回は加工スティックのレビューで、ワックスは次回に。

検索をはじめると、スティックが木目と黒のツートーンになっていて、明らかに滑り止めらしいものがくっついている商品画像を発見。
型番の末尾にPG(パワーグリップ)が付いたTAMA製のH214B-PG・H215B-PG。
イロモノなので控えめの販売でレビューも見当たらずちょっと不安だったため、折れるのを想定して最低2セットから買いたいところをお試しで1セット購入。

最初は握り具合に違和感があるが数分で慣れる。スティックの上下方向に滑らず、快適にリバウンドを拾えていい感じ。
木部だけのスティックに比べると「いつもより余計に力を抜ける」感じがする。ダブルストロークの2発目が少し強くなった感じ。
これで練習を続けたら別のスティックで叩けなくなるという不安を感じて木製に浮気しても、またパワーグリップに戻ってしまう中毒症状。
そのまま愛用品となり、今もレギュラーの座は揺るがない。

パワーグリップと同時に買ったのが、X JapanのYOSHIKIシグネチャーモデル。こちらもTAMA製で型番はH-YKM。
中学生の時に、YOSHIKIシグネチャーのピックを買ったことがあったな。なぜドラマーなのにピック、と思い出したり。
消耗品のスティックとしては高価な定価2,625円にひるんでこちらも1セット試し買い。

H-YKM

パワーグリップに比べると、ゴムと木部の境界がないのが気分的に良い。ほとんど上下移動しないゴムに比べると幾分滑るが、上級者ならこの方が使いやすいかも。
真っ黒に塗装されているので、太鼓が汚れ、スティックの塗装が剥がれていく。電子ドラムならまだしも、金属のハイハットを1時間も叩けばこのササクレ具合。
直径が14.25mmで、この0.25mmのせいか塗装のせいか、14mmの他のスティックと比べると重量感がある。
太鼓が汚れることなど気にしない(定期的に貼り変える)、スティックが削れる前に折っちゃうほどの常時パワーヒット、そしてX Japan好き、というワイルドなドラマー向けの商品かな。自分には合わず。

使用感と汚れの問題、価格差などを加味して、個人的にはH214B-PGの圧勝でした。
生産終了が怖いので、在庫処分の雰囲気になったら買い溜めすべきか。

by ブラウンスイス我妻 その他, ドラム, 楽器・機材 コメントは受け付けていません。

機材レビュー 耳栓(Duhkha Yes Ear NS4000)をドラムのコーラスモニターとして使う★★★★★

2013/11/27

この記事はドラムのコーラスモニターとして耳栓を使うという、少数派の使用方法についてのレビューです。

骨伝導ヘッドフォンをドラムのコーラスモニターとして使う記事の続き。
周りの音が聞こえる状態で自分の声だけをモニターするという難題にぶつかり、「骨伝導ヘッドフォン」という1つの回答を得たが、気持ち悪くなるので断念。
それから更に調べると、ドラムは生の音量が大きいので「耳栓で耳を保護する」という話を見つけ、その中で「自分のコーラスも聞きやすくなった」というようなネット記事を見つけた。
早速、家にあった汎用タイプの耳栓をして歌を歌ってみると、確かに頭蓋骨全体に響く感じになり、自分の声が良く聞こえる。
ドラムは耳栓をしても聞こえるのは容易に想像できるが、果たしてボーカル・ギター・ベースが耳栓をしても聞こえるのかという不安を抱えながら、お試し購入決定。
「高周波騒音」のみを効果的に遮音するという売り文句で、しかも実際にドラマーの使用レビューが散見された「Duhkha Yes Ear NS4000」をチョイスしてみた。

Yes Ear NS4000

自分のコーラスが良く聞こえる。遮音しながら自分の声を頭蓋骨に響かせる感じなので、骨伝導ヘッドフォンより聞きやすい。期待通りの効果で素晴らしい。

次に、耳栓による他パートの演奏の遮音具合は、ドラムと同様に音量も下がるがモニター可能。練習スタジオや小規模PAレベルのアンプ音量でもOK。
ただし、メンバー通しの会話は聞こえづらく、志村けんのお婆さんのような「あっ?」という状態になることも。

他パートの音量が下がることで演奏により集中できるという副次的効果あり。
逆に、ドラミングがパワフルになり過ぎるきらいがある。予めスタジオなどで使用して慣れた方が良い。

耳栓としては高価な部類だと思う。ドラムのグッズで考えると安い。
装着する際は、(1)耳の穴にやわらかい先端を奥まで突っ込み、(2)ねじる、という2段階式。(2)のねじる方は問題ないが、筆者の耳の形状では(1)の方で時にやや難あり。
「10秒以内に装着」みたいなシチュエーションにならないように、演奏の数分前に装着するように心がける必要あり。
耳の形状は十人十色なので、10秒あれば余裕で装着可能な人もいると思う。

コーラスをするときは必須のアイテムとなった。コードも電気も不要な手軽さが素敵。
歌うドラマーさんにはオススメ。安眠や集中アップ用に正規の使い方をする場合は不明です。
正しい使い方なのか分からないけれど、メインボーカルのセルフモニター的な使い方もいけると思います。

by ブラウンスイス我妻 ドラム, 楽器・機材 コメントは受け付けていません。

骨伝導ヘッドフォンでコーラスのモニターをする実験(機材レビュー「骨伝導ヘッドフォン 上海問屋 DN-68611」)

2013/10/26

わたりトコトン商人まつりで演奏してからもう1年経つのか。
今年はメンバーの都合がつかずエントリーをしなかったら、どうやら台風の影響で中止になったらしい。
前日の2013年10月26日現在では、明日は台風一過の青空と予報されている。
23日に発表があったようなので、22日ぐらいまで話し合って決定したと思われるが、空振りになりそうなので余計に残念な展開。やむなし。

昨年はレッチリコピーバンドでのデビューライブであり、ホルモンさんのボーカルデビューであり、わたくしのドラマーデビューであり、初物尽くしのライブだった。
ドラマーだけどコーラスも担当。ドラムの生音がうるさ過ぎて自分の声がモニター出来ないという、弦楽器&コーラスとの大きな違いに戸惑った。
モニターするアイディアを色々と調べた結果、
1.モニターからヘッドフォン・イヤフォンに送ってもらう
2.マイクの途中にパーソナルモニターを噛ませて、ヘッドフォン・イヤフォンに自分で送る
3.耳栓をして頭蓋骨に響かせる
といった方法を見つた。1はPAさんに面倒を掛けるので2と3を試してみることに。

モニターはとにかく安いやつ狙いでBEHRINGER MA400 MICROMONに決定。
ヘッドフォン・イヤフォンはあれこれ悩んだが、まずヘッドフォンは演奏中に外れると困るので却下。
耳にねじ込むような外れづらいタイプのイヤフォンで、かつ外の音も聞こえるという矛盾した商品を探してみるが、当然ながら徒労に終わる。
探す過程で見つけたのが骨伝導ヘッドフォン。難聴者向けの高価なものが中心だが、上海問屋で売られていたランナー向けの安価なバッグアームタイプのヘッドフォンに決める。

比較のためにSDカードを置いてみた

比較のためにSDカードを置いてみた

耳に当てていないのに聞こえる不思議。
しかし、耳下に当てるのでリンパに違和感があり、車酔いのような感覚。
生ドラムを叩きながら使ってみると、概ね狙い通り使えるが、数曲練習するうちにすっかり具合が悪くなった。
レビューでも数人そういう人がいて、どうやら自分もそのタイプだったらしい。

ということで、まったく使い物にならず、結局は3の耳栓作戦を採用するに至ったが、具合悪くならない人には1つの選択肢となり得るかも知れない。
ただ、イヤフォン・マイク・モニター電源などのケーブルが邪魔で、本来はコードに縛られないドラマーには苦痛になるかも知れない。
よって、コーラスもするドラマーには、まずは耳栓を買って試す方をおすすめします。耳栓のレビューは別途。今回は評価できなかったので星はなしで。

by ブラウンスイス我妻 ドラム, ヘッドフォン, 楽器・機材 コメントは受け付けていません。

機材レビュー「電子ドラム V-Drums TD-9」★★★★☆

2012/12/18

レッチリモードで活動中につき、ギターボーカルからドラマー兼コーラスに転職。
数年前に買って、最近はあまり使っていなかった電子ドラムを毎日使用中。売却を真剣に検討していたが、売らなくて良かった。

賃貸戸建の我が家に防音設備はなく、ドラム叩くなら電子ドラム一択。
一応メーカーは4~5社はあるが、値段・音色・再現性などの総合力ではV-Drumsの評判が良くシェアもNo.1。
そのミドルクラスのTD-9をチョイスした。これ以上はV-Drumsの上位機種か生ドラムという、と言っても間違いはなさそうな無難な選択。

Roland TD-9

まずは「再現性=生ドラムっぽさ」という点から(電子ドラムを叩いている時間の方が長くなってしまったので、評価が難しいが)。
リバウンドやレスポンスは生ドラムの方が良いので、電子ドラムがあたかも負荷付きの練習のような感じになって、スタジオで気持ち良く叩ける。
ニュアンスが変わるので、より繊細な視点で見れば、この差異は問題になり得るだろう。
しかし、細やかな表現が出来るほど上手じゃないし、曲は大味なロックだし、ということで問題には至っていない。

音色は感動的なレベルではない。ドラムのダイナミックレンジが如何に広いかを思い知らされる。
使用しているV-Drums用パーソナルモニターPM-10の性能に疑問が残る。ヘッドフォンでモニターした方が音は良い。
英語の掲示板で「手軽なホームレコーディング」を検証した人の書き込みを見たことがあるが、
V-DrumsによるMidi録音+BFD2などの外部音源、という組み合わせが最も効率的で効果的、という意見だった。直感で同意。

約20万という値段は、生ドラムの平均をとったような価格設定か。
生ドラムのセットはピンキリなので、高いのも安いのもたくさんある。
しかし、「防音環境+生ドラム」のセット価格で考えれば、電子ドラムは圧倒的に安い。Yamahaの防音室「アビテックス」の2畳・Dr-40で180万円だから、比較にならない。
音色を選べるので「1台で複数のドラムセット」と考えると安いが、これは無理やりな解釈だな~。
一方、20万円のギターに比べると、体積が大きいので割安感がある。機械なので価値がなくなるのはギターより早いが。

電子ドラムは発展途上なので、これから性能が上がって安価になると思われる。
バンドをやるとなれば、慢性的に足りないのはドラマーだが、電子ドラムがドラマー人口を底上げすることは間違いないだろう。

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